・地形
福島県の南西側に位置し、南は栃木県と接しています。
一帯は1500m級の山々に囲まれた山岳地帯で、河川流域に広がるわずかな平地に
耕地と集落があるという形式です。耕地および集落の標高は640〜900mと高く、
村の大きさは26,355haであり、東京23区の半分くらいの大きさがあります。
・自然
舘岩村の約95%が森林であり、広葉樹が多く、恵まれた自然が保全されています。
周辺には、熊や鹿、テン、うさぎ、山鳥など多くの動物が生息していて、一部の
地区はイヌワシの保護区にも指定されています。また植生も多様で、頂上に湿地の
広がる山や山菜やキノコの豊富な山などがあります。河川は日本海に注ぐ阿賀野川
水系で、舘岩川他4河川が各集落を結ぶように巡っています。水質が良好なので、
岩魚等の魚も多く生息し、釣りには絶好のスポットです。古くからの集落には、
裏山から湧く沢水が各家の前を巡っていて、現在でも生活に活用されています。

・気候
舘岩村は標高が高いため、山間高冷地特有の気象で、四季の変化及び昼夜の寒暖の
差が大きいことが特徴です。
夏は、冷房を使わず、快適に過ごせます。
・生活
舘岩村には24の集落が分散しています。総戸数は約820であり、平均すれば1集落の
大きさは約35世帯分となっています。集落間の距離は、平均約1.3kmもあり、
隣の集落に行くのに徒歩で20分近くかかります。
それぞれの集落は、湯の花・木賊は温泉集落、高杖は高原リゾート集落、前沢・
水引は曲家集落、伊与戸・熨斗戸は寄棟集落と個性的です。


・木
舘岩村の森林面積は25,126haであり、村の総面積の約95%を森林が占めています。
村民1人あたりの森林面積は、約10haであり、全国の約50倍、福島県の約22倍と
なっています。
森林種別は、広葉樹(天然林)が8割、針葉樹(人工林)が2割です。舘岩村では古く
から、この豊富な広葉樹資源を活用した林業、製炭、木材産業が盛んであり、
昭和18年には炭の生産高が122万5000貫に達し、全国一を記録しました。




