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木の家に暮らす心得

 

 家づくりに「自然素材」を使いたいと願う人々がここ最近多く、実際、素材も身近に手に入る時代になってきました。
ところが大半の方が素材に関するプロではないため、「自然素材」とはいったいどんなものなのか、その正しい性質を
知る人は少ないようです。

 そこでこの特集では、自然素材を積極的に使った家づくりをしている代表・直井徹男が自然素材で家を建てるための
心得というテーマでお話させていただきます。あらかじめ自然素材の特性を知っておくことで、住みはじめてから後悔
せずに、自然素材と長く付き合っていくための知識を知っていただければと思っています。




■はじめに

素材の特徴を理解し、
きちんと手入れするという覚悟が最低限必要


 最近、自然素材をふんだんに使った家づくりがちょっとしたブームになっているようですが、はじめにしっかり認識 しておかなければいけないのは、「自然素材の家」と「健康住宅」の考え方を混同しないようにすることです。 自然素材の家づくりが注目されている背景には二つの流れがあり、一つは健康に害を与えないという目的のもと、 さまざまな対策を講じた工法や、基準値をクリアした工業製品を選び、その中の一部として自然素材を使って住宅 をつくるという方法。もう一つはもともと自然界にある石や土や木を積極的に使い、できるだけ昔ながらの建築技法で 家をつくり、結果として環境にも人体にもやさしい住まいになるという考え方です。私は後者の自然素材を積極的に使い、 健康に負荷を与えない素材を選んで家づくりに取り組んでいます。
 自然素材をふんだんに用いた家は、ムク材や土壁、漆喰などを使うことが多く、壁に小さなひびが入ったりフローリング にすき間ができるなど、デメリットに見える現象も起こってきます。これらを補修したり、こまめにメンテナンスをする ことが自然素材の家には必要で、建てっぱなしでOKというわけにはいきません。当然、点検や日常の手入れなど建主様が 参加しなければならない部分も多くなります。実際の補修などは業者や職人が行いますが、素材の性質をよく理解し、 自分の家は自分で手入れするという心構えだけはもってほしいと思います。

舘岩の家





■心得1 基礎・土台編

腐蝕やシロアリを防ぐため、基礎は通風性を重視したつくりに

 家づくりはまず、基礎工事からはじまります。 そこで自然素材を使った家で問題になるのは、シロアリについての対策です。 シロアリは床下などの通気の悪い場所にひそんで、家の土台を食害します。現在その対策として、 強い薬剤を床下に散布する方法がとられています。最近は、昔に比べて人体に比較的影響が少ない とされる薬剤が使われるようになりましたが、それでも床下という密閉された空間より薬剤が徐々に 揮発することで、人間の健康に与える影響が心配されています。
 私は薬剤の力に頼るのでなく、シロアリが住みにくい環境をつくることが先決だと考えます。 床下の風通しをよくして、シロアリの好む密閉された空間をつくらないことがポイントです。 基礎は床下空間を高くとり、布基礎とし、風が通り抜けやすい空間が最適。また、定期的に 床下点検が簡単にできるよう、床下空間すべてに往来できるように布基礎に点検口を開けておくことも必要です。 こうすることでシロアリ対策だけでなく、湿気による土台の腐蝕などもかなり防げるはずです。





ナチュレ防虫塗料





■心得2


土台にはシロアリの被害が少ない木材を使い、
定期的な点検も忘れないこと

 

 シロアリは、ほぼどんな木材でも食害しますが、どちらかといえばヒノキ、ヒバなどは好みません。 たとえ被害にあっても木材の芯まで被害がおよぶことは少ないといえます。 ですから土台にはこれらの木材を使い、必要な場合はヒバ油、木酢液、ホウ酸、ショウノウなどを塗布すると被害をかなり 防ぐことができます。土台に使用する木材はあとからつくりかえるわけにはいきませんから、十分に担当者と話し合って 決定しましょう。さらに、住まいが完成したら定期的に家の周囲、床下を点検することも大切。 梅雨前の時期に家の周辺で羽のはえたアリが飛んでいたらシロアリがいる可能性がありますから、被害が甚大にならない うちに前出の木酢液など、自然系の薬剤を散布して防除します。散布などの作業は専門家に依頼してもいいですが、 せめて点検だけは自分で行いましょう。











■心得3
構造材編

構造材はムクの木材で。
ただし、自然素材ならではの変形がつきもの

 

 柱や梁などの構造材には、強度があり変形が少ないという理由で集成材を使うケースが増えています。 しかし、集成材は材木を張り合わせる際に合成接着剤を使用しており、体への悪影響を与える不安がぬぐい切れません。 その点、ムクの木材は間違いなく自然界にある素材ですが、生きて呼吸している木なのでどうしても反ったり縮んだりして しまいます。ムク材をふんだんに使った家づくりをする場合は、木は変形するものという認識をもつことが必要です。
 現在、流通しているムク構造材の乾燥材でも含水率は20%ほどです。これが建築後は季節によっては5%前後まで乾燥が進み、 それによって木が縮んで変形するという状態になるわけです。ただし、木材が縮んだり反ったりしたとしても、 それによって家が傾いたりすきま風が入って、その家で暮らせないということまでは心配する必要はありません。 主に見た目の問題なのですが、真壁などで柱と壁の間にすきまなどができた場合は壁材を塗り込むなどのメンテナンスが 必要となります。





構造材は無垢の木材で





■心得4


木材の変形を少なくするために、
工期はあせらずゆとりをもつこと

 

 熟練した建築家や職人はムク材が変形することを必ず認識しており、腕のいい職人の場合、縮んだり反りが出る ことを想定して建築作業を行っています。建築後に不具合が出たとしてもそれを補修すれば問題はなく、心配することはありません。
 ただし、本来自然素材の家づくりを望んで、数ミリのすき間も許せない、化学建材並みの仕上がりを求めるという建主様から依頼があった場合、その要求に建築家や職人が対応するとなると、手間ひまをかけ、材料もごく少量しか取れないもの だけを使用することになり、当然コストも高くなってしまいます。自分が住まいの完成度をどの程度まで求めているのか振り返り、コストも含めて考えてみる必要があります。
 また、ムク材の変形を最小限にするためには、工期を十分にとることも大切。建築中に木材の乾燥が進み、結果的に建築後 の狂いが少なくなるからです。梅雨時の施工では、防腐剤をほどこしていないムク材は表面にカビがはえたり、梅雨明け後の 乾燥で縮みが出たりすることもあります。工期や工事時期についても、木のことを熟知している専門家と相談しながらすすめる ようにしましょう。









■心得5
断熱材・下地材編

断熱材は壁体内結露の可能性を
低減できる素材で

 断熱材として一般的に使われているロックウールやグラスウールはコストの点ではすぐれていますが、 人体への弊害や解体時のリサイクルなど、さまざまな問題があります。それにかわる断熱材として、ポリエステル、 セルロース、炭化コルクやウール(羊毛)が注目されています。特にその中で、ウールは素材そのもののもつ吸放出性により、 壁や屋根の内部で生じる結露を防ぐ方法としてすぐれています。基本的な断熱性能を持ちあわせ、製造エネルギーも少なく、 吸音性・弾力性にすぐれた素材といえるでしょう。





羊毛断熱材“ウールブレス”





■心得6
フローリング編

ムクのフローリングは乾燥期の縮みを
覚悟しておくこと

フローリングには大きく分けてムク材と合板があります。自然素材の家づくりの場合には、ムクのフローリングを 使いますが、一口にムクのフローリングといっても、表面にムク材を張りつけたものやクッション性のある下地を張った ものなどさまざまなタイプがあります。自然素材にこだわるのであれば、やはり単層のムク材を選びたいものです。
 ただしムクのフローリングは、乾燥が進むに従って必ず木がやせて縮みが出ます。冬場の乾燥期やエアコンで除湿する時期 には壁と床の継ぎ目部分や板と板の間が広がり、梅雨の時期にはすき間が少なくなるということがあるわけです。合板では すき間が出ることはありえませんから、これが生きている木ならではの個性だということを認識し、納得してから使うことが 必要でしょう。木が縮むといってもほんの数ミリであり、縮みによって生活に不都合が起きるということではないのです。
 また、フローリング材は幅広のほうがグレード感があって好まれますが、木は幅が広くなるほど反りが大きくなる性質が あるため、幅広のフローリング材ほど変形も大きくなります。縮みを最小限にしたいというのであれば狭いほうが適しています。
 なお、ムクフローリングに床暖房を設置する場合、暖房の運転で乾燥がさらに進み、反りや縮みが発生します。 クリ、ナラ、ブナなどの床暖房対応のムク材も出まわっていますが、十分に乾燥させた含水率の低い木材で、年輪が細かいもの を選ぶと縮みを最小限にすることができます。






栗無垢フローリング





■心得7


樹種により、さまざまな等級がある。
臭いや感触を確かめることがまずは大事

 フローリング材は使用する樹種により、ナラ、クリなどの広葉樹とヒバ、ヒノキ、カラマツ、スギなどの 針葉樹に大別されます。フローリングには硬くて傷のつきにくい広葉樹が適しているという意見もありますが、一概には どれがよいということはいえません。靴を脱いで生活する日本の住宅では欧米ほど硬さは必要とされませんし、スギのように 足裏の感覚がやわらかい針葉樹も気持ちのよいものです。広葉樹でもクリはあまり使われませんが、強度がすぐれ温かみの ある風合いで、今後もっと使いたい樹種の一つといえます。それぞれの木の特徽をよく知り、自分のライフスタイルや好みに 合うものを選ぶようにしましょう。
 注意したいのは、たとえムク材であっても臭いが強烈な種類もあり、アトピーなどの症状を悪化させてしまうケースもある ということです。必ず前もって臭いを嗅いでみて、身体への影響の少ないものを使うようにしてください。
 またムク材を使っても、施工の段階で化学物質入りの接着剤を使用したのでは、自然系素材を使う意味がありません。 施工方法も必ず確認しておきましょう。






唐松無垢フローリング
唐松フローリング

赤松無垢フローリング
赤松フローリング





■心得8


ムク材は傷や水に弱い。
日常の手入れを忘れないこと

 どんなフローリング材を使うにしても、ムク材に共通するのはきちんとした手入れが必要であるということ。 ムク材は傷や水に弱い性質をもっているので、自然系の塗料で塗膜をつくって保護することをおすすめします。 ただし塗料を塗っても、水をこぼしてそのままにしておくなどというのでは、ムク材を使いこなすことは無理でしょう。 水分はこまめにふき取り、室内にも湿気がこもらないよう注意します。
 特に湿気の多い洗面所などは窓の位置や換気に気をつけます。使用後の湿ったバスマットを敷きっぱなしにしているなどと いうのは論外で、湿気の多い状態だとムク材にカビが生える原因にもなります。










■心得9
畳・タイル編

減農薬、無農薬の畳だからこそ、
ダニ発生の恐れもある

 自然系素材にこだわるのであれば、減農薬栽培でなおかつ高温温風殺菌されたワラ床や、無農薬栽培の畳表を 使った畳がおすすめです。しかし一方で、気密性が高い現代の住宅では、無農薬のワラ床はダニにとっても格好の 住処となり、どうしてもダニの発生が防げないという問題点もでてきます。そこでワラ床に変わる自然素材として、 ヒノキのチップを使った畳床が注目を集めるようになりました。自然の殺菌カによりダニの発生を防ぎ、吸湿性にも すぐれています。コスト面でも減農薬のワラ床とほぼ同じ値段で、特に高いわけではありません。
 ほかにも自然系の畳床にはいくつかの製品が発売されています。ヒノキ床に炭がサンドされたものなどもあり、これは 吸湿性にすぐれています。しかし、炭は放湿性が劣るので、いったん吸収した湿気がこもるというデメリットもあるようです。 自然素材だから何でも体によいというのではなく、それぞれの製品の特徴を研究し、選択することが大切です。









■心得10


タイルのモルタル貼りは確かな技術をもった
業者に依頼することが大切

 現在は玄関や浴室のたたきは接着剤でタイルやテラコッタを貼りつける圧着工法が主流となっています。 タイルそのものは自然系の材料であっても貼りつける接着剤が問題となりますから、昔ながらのモルタルをだんご状に して貼りつける方法をとりたいものです。しかし、これには下地をきちんとつくるという左官の確かな技術が必要で、 どんな職人でもできるというわけではありません。信頼できる業者や建築家に依頼しましょう。





タイル





■心得11


珪藻土を使う場合、
合成樹脂等の混入をチェックする

 ここ数年、自然系の壁材として珪藻土が注目されています。珪操土にはそれ自体呼吸する性質があり、 吸水性、調湿性、保温性などにすぐれているのが人気の要因でしょう。タバコのヤニ臭などを吸収する働きも あるといわれています。しかし、珪藻土そのものには固まる性質がないため、そのままでは壁材として使われる ことはありません。多くは固結剤として合成樹脂やセメント類を混入しているので、珪藻土自体の吸・放湿性を 低下させるばかりか、安全性にも問題があります。
 珪藻土を壁材に使用する場合は、珪藻土の特性を十分に発揮させるような配合のものを選びましょう。 環境によいというイメージが先行して、珪藻土と名のつく製品であればどんな製品でも問題がないように勘違いしている 方も多いようですが、選び方や使い方には十分注意してください。









■心得12


漆喰は経年変化も楽しむ

 漆喰は調湿性にすぐれ、温かみのあるマットな感触もあいまって最近よく使われるようになりました。 成分は地域によって多少の違いはありますが、消石灰に粘着性と施工性をもたせるための「つのまた」と 呼ばれる自然素材の海草と、麻などの繊維を混ぜたシンプルなものが本来の姿だといえます。しかし、自然素材 ブームで珪操土と同様、さまざまな製品が手軽に入手できるようになりました。特にプレミックスと呼ばれる 調合済みの製品には下地への付着性を高めるため、やはり化学糊や合成樹脂等が入っているものもあり、自然素材 とはいえない製品もあります。成分内容については十分にチェックしてください。
 漆喰壁の注意点としては汚れがつきやすく、手垢などで黒ずんでしまうことがあげられます。また、漆喰は壁の動き への追従性が少ないため、下地が変形すると剥離したりひびが入る場合もあります。このようなことは機能面での不安 ではなく見た目の問題ですが、汚れやひびが目立つようになったら塗り直しなどのメンテナンスは必要でしょう。





漆喰





■心得13
壁紙編

自然素材であっても、
原料を確認してから使うことが必要

壁紙は壁、天井など広い面積に使われるので、その分健康にも影響を与えやすい材料です。最近では自然系の壁紙、 エコクロスが数多く出まわるようになりました。しかし、中には塩化ビニルや塩ビを柔らかくする可塑剤、防カビ剤、 難燃剤などが使われているものもあります。ついているマークをうのみにするのではなく、内容をメーカーに確認し、 ショールームなどで実際に臭いをかいで、刺激臭のないものを使うようにしたいものです。
 和紙や布製など自然素材の壁紙は化学物質の影響が少なく安全だといえます。手漉きの和紙などはふっくらとした感触で、 保温、調湿効果もすぐれています。布製の壁紙も原料が合成繊維のものと絹、綿、麻などの自然素材のものがあるので確認 してから使います。最近は無農薬で栽培した綿のみでつくったオーガニックコットンの布壁紙も出ています。
 また、紙や布の壁紙は一度施工するとはがしにくいものが多いので、業者との打ち合わせをきちんとして納得のいく施工を してもらうようにしましょう。









■心得14


糊などの接着剤や
下地の扱いにも注意が必要

 施工時の接着剤に含まれているホルムアルデヒドが健康に大きな影響を与えていることが広く知られるようになり、 ホルムアルデヒドを含まないでんぷん系の糊が多数販売されています。しかし、ホルムアルデヒド以外の防腐剤として何を 使用しているのかも問題になりますので、安全を確認してから使います。
 また、たとえ自然系壁紙を使っても下地が石膏ボードの場合、クロスを貼ったあとカッターで裁断するときに石膏ボード まで切れ目が入らないように注意する必要があります。少しの切れ目が入るだけで石膏ボードの強度は格段に落ちてしまいます。 石膏ボードは廃棄時のリサイクルの問題もあり、自然素材の家には積極的には使いたくはないのですが、簡便性とコストの安さ で多用されています。





でんぷん糊 貼れ晴れ
 





■心得15
塗料編

自然系塗料の内容や使用上の注意を
よく知ってから使うこと

 塗料から発生するホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなどのさまざまな化学物質が問題となってから、 化学物質を極力含まず、植物油や植物樹脂を主成分とする自然系の塗料が販売されるようになりました。しかし、 塗料に混ぜて使う溶剤の内容や安全度はメーカーにより差がかなりあり、場合によってはアレルギーを発生したり 悪化させてしまうこともあります。天然系の溶剤であるオレンジシトラールなどでもアレルギーを起こす人もいて、 必ずしも天然=安全とはいいきれません。アレルギーなどの症状のある人は特に内容成分を確かめてから使うようにし
てください。
 また、自然系塗料は化学物質が含まれているウレタン樹脂系の塗料とは違い、塗膜の保護力がかなり劣ります。 ウレタン樹脂で塗装するとコーティングされてピカピカの仕上がりになるのに対し、自然系塗料はコーティングというより しみ込むという感じです。特に床は掃除のしやすさや床材の保護といった観点から、塗装は行ったほうがいいのですが、 自然系塗料の場合は一度塗ったら完了というわけにはいきません。入居後も3〜5回ほど塗ると塗料が徐々にしみ込んで、 仕上がりも自然で美しくなりますが、これは住み手にとってもそれだけ手間がかかるということになります。保護のために、 月に一度は自然系のワックスなどをかけるなど、日常のお手入れが必要になってきます。







オイルフィニッシュ





■心得16


  風合いを楽しむ自然系塗料は
日頃の手入れが必要

 昔ながらの漆や柿渋も自然系塗料として人気があります。特に漆は木材の木目を生かしながら自然な感じに 仕上げることができます。拭き漆という方法で5回ほど塗り込んでいけばすばらしい光沢が出てきます。 ただし、漆は体質によってはかぶれる心配もあるため、ゴム手袋をしてその上に軍手をはめ、顔や首もクリームでガード します。自分で行う場合は塗り込み方や注意点をよく知ってから行うことが大切です。
 柿渋は木材への付着力は漆ほどなく、耐磨耗性もありませんのではげてしまう可能性もあります。広い面積ではなく、 カウンターなどの小面積向きの塗装です。た柿渋は塗りむらが出やすいので塗る場所は一気に仕上げるなどの注意が必要です。
 自然系塗料は一般によく使われているオイル系のものであっても耐磨托性はあまりありません。数年に一度は塗り直しが必要と 考えておいたほうがいいでしょう。










■心得17
設備機器

キッチンや浴槽はステンレスなど金属製のものを

 自然素材の家づくりでは、キッチンセットの収納部材にムク板や安全基準をクリア した集成材を使ったものがよく使われますが、どれも造作工事扱いになりコストもそれなりにかかります。 ただし、天板などは使い勝手の面で、ステンレスなどメーカー品のパーツをとり入れているケースが多いと思います。 もし自然素材でできたものを希望され、ムク材のキャビネットを特注しても貼り合わせに有害な接着剤を使っていては意味が ありませんから、工法を確認してから発注します。 
 浴槽に関しては、私はステンレスやホーロー製を主に使っています。木製の浴槽にあこがれをもつ建主もいますが、木の浴槽は 年月がたつにつれ必ずヌメリや黒ずみがでることを知り、納得してから使うようにしてください。ステンレスやホーローとは違い、 お湯を張りっぱなしにしておくのは傷める原因です。かといって乾きすぎると乾燥して木が変形する恐れもあり、日々の手入れが マメに行えるかどうかといった覚悟も必要です。





造作オリジナルキッチン



ニューハウス出版
「木の家がいちばん」より抜粋


上記の中に出てくる商品のくわしい内容はこちらをご覧ください。
また、「木の家の手入れ」もご覧ください。

 


エコロジーライフ花 (有)直井建築工房/「自然素材でつくる木の家」 素性のはっきりした無垢国産材にこだわって新築木造住宅をつくる東京都の工務店です。自然素材、住宅、生活、暮らし、環境保護をテーマに地球にも負荷をかけない住まいづくりを提案します。。施工エリア:東京都/杉並区.練馬区.板橋区.世田谷区.大田区.葛飾区.文京区.台東区.足立区.江東区.中野区.目黒区.墨田区.荒川区.新宿区.渋谷区.品川区.北区.港区.中央区.豊島区.江戸川区.千代田区 神奈川県 千葉県 埼玉県 那須 塩原/木工教室.漆教室
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