木の家の手入れ&トラブル対処法
日頃の手入れ
●外部
○縁側、デッキの掃除
桧材による無塗装をおすすめしていますが、雨や紫外線で傷み、
また腐朽菌などによる変色が起こります。
定期的に塩水で洗う、雨上がりには雑巾掛けし乾かすようにする。
いづれも、効果はありますが6〜7年で床板など安全面で不安な部
分が出てきましたら、部品の部分交換をしていく。
○外壁下見板張り
基本は無塗装をおすすめしていますが、デザイン等で塗装した場合。
定期的な塗装をおすすめしています。目視で塗装膜が薄くなった等
劣化が確認できるようになり始めたら頃合いです。
表面をこすって顔料が指につく頃も目安のひとつです。
放っておいても特に問題はありませんが、美観が損なわれる場合が
ございます。使用条件や気候などにより劣化までの期間はそれぞれ
異なりますが、おおよそ3〜5年程度が目安かと思われます。
○外壁モルタル
特にメンテナンスは必要ありません。ヘアクラック程度なら問題
ありませんが日頃の観察で大きなクラックが入った時はご連絡下さい。
○雨樋の掃除
日頃の観察で雨が降った時に水があふれていたらご連絡下さい。
●内部
○タイルの掃除
定期的なお掃除で十分です。
石などはワックスをかけるとしみになる事がありますので、あまりお勧めできません。
○床の掃除
基本は履き掃除と水拭きです。固くしぼった雑巾で水拭きして下さい。
塗装保護のために定期的なワックスがけをお勧めいたします。
○構造材
新築直後、柱や梁が大きな音を立てる事があります。
これは無垢材の家では必ずおきる事で冬場の暖房などで木の乾燥が進み、
それによって木が収縮し、割れが入るという現象です。芯を持っている
木材では割れは起こるのが普通です。芯を超えるような割れでない限り、
構造上問題はありませんのでご安心ください。
冬場は室内の乾燥が進みやすい環境にありますので、状況に応じて加湿器
などを使い、湿度を与える生活をお勧めしております。
トラブル対処法
●外部
○外壁モルタルの損傷
新築直後、ヘヤクラックが入った程度なら材料の乾燥に伴う収縮クラックなので
特に問題はありません。5o以上の大きいクラックが入った場合はご連絡下さい
モルタル仕上げの内側に2重に防水紙を張っておりますので多少の割れでしたら、
直接水が入るという事はありません。
●内部
○木製建具の開閉がうまくいかない
新築直後はまだ建具がその場の気候に落ち着いていないので開閉がうまく
いかない場合がございます。建具の調整も含めた一年点検を実施しており
ますが、不具合が生じた場合には一度ご連絡下さい。
○木部の日焼け
色の変化は木の持ち味です。風合いを楽しんでいただければと思います。
○木の床に傷ができた
木の繊維が傷ついていなければ、濡れ雑巾を当ててからアイロンをかける
方法である程度は復元できます。
ささくれは240〜400番程度のサンドペーパーでこすって、ワックスで仕上げて
下さい。
○歩くと床鳴りがする
新築時は床材同士がこすれて鳴るケースが考えられます。
塗装をしてみても止まらない場合は一度ご相談下さい。
○シロアリについて
定期的な点検をお勧めいたします。
木の粉がでるなど症状が現れる時があります。
室内に羽アリが出た時はご相談下さい。羽アリは4月末〜6月頃よく現れます。
基礎部分に蟻道のチェックなど床下の点検もお勧めいたします。
建築時の対策として床下の通期を良くする事、ヒバ油の塗装を行っております。
上記の詳しい内容は、『木の家に暮らす09号 ―家族みんなが快適な間取り―』に掲載されています。
|