エコロジーライフ花/カタログ/装 -身だしなみとおしゃれ-
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      町田市金井にある「クラフト工房 ラ・まの」さん。
      一般就労が困難な方たちが、明るく楽しく、活き活きとお仕事をされている工房です。
      活動内容は、草木染め・織り・絞り・スケッチやクラフトなど
      さまざまなアートプログラムと、お料理や運動、清掃などのライフプログラム。
      それぞれの感性からつくられた作品はどれも個性豊かで、やさしく、繊細な表情をしたものばかり。
      そんなラ・まのさんの丁寧なものづくりをちょっとのぞいてみましょう。

 
秋晴れの空の下、ラ・まのさんをたずねると…

みなさん、朝のお仕事の真っ最中。
染めた糸を洗ったり、刺繍をしたり、織りをしていたり。
ラ・まのさんでは、草木染めに使う原料の多くを
お庭や畑から採ってきて使っています。
庭の片隅からは栗イガやセイタカアワダチソウなど
畑からは、マリーゴールド、玉ねぎなどが採れます。
どれも身近な天然染料たちばかりです。
この時は藍染の材料となる、藍の花も咲いていました。

藍染の藍とは、どんな植物がご存知ですか?
紫色の可憐な花を咲かせる植物です。
ラ・まのさんの畑の藍を見せてもらいました。

色素は藍の葉っぱから取れます。
葉を乾燥、発酵させると染めの原料になります。
藍は世界中に何種類もあり、その種類によって
色調が変化するのはもちろん、原料になるまでに
経た過程によっても異なるそうです。

白い綿の布を藍の瓶に入れるところ。
一回ザブッとつけると・・・・

え?こんな色?


なんだか、すごく濁っています。






しばらく経った、おんなじ布です。
エメラルドグリーンになりました。

藍染は空気に触れて、初めて色が出てきます。
当然、一度では鮮やかな藍色にはなりません。
ギュッと絞って、しばらく置いて、色が出てきたころ
また瓶の中の染色液につけます。
この工程を7〜8回繰り返してはじめて、ラ・まのさんの
作品として納得のいく色に仕上がるそうです。
こちらの写真は、染め待ちの布。
藍染のコースターが作られます。

茶色くなっている部分は、染まらない部分です。
おがくず糊で貼ってあるので、模様として白く残ります。
デザインはラ・まののメンバーさんが描いた絵をもとに
起こしているそうで、愛嬌のある動物たちの作品は
エコ花でも人気です。
染めの次は織りのお仕事です。
染色した糸を、まずは束ねるところから始めます。
見せていただいた時は8色の糸を束ねている最中。
カラフルです。
次に束ねた糸を、織る順に並べていく作業です。
この順番を間違えると、思った通りのデザインに
ならないので、真剣です。

ていねいな仕事が続きます。
ここまでやって、最後にようやく織りです。
懐かしい木製の織り機が、何台もあります。
小さいものを織る時は小さい織り機、
大きいものの時は大きい織り機と使い分けます。
そうして丁寧につくられた織物の、色鮮やかなこと。
どれも少しずつ違っていて、手にとって眺める、
ただそれだけで幸せな気持ちにしてくれる
すてきなものたちです。

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